こんにちは、ラ・シュエットのオーナーセラピスト高橋です。
足が冷たい…
寒くて眠れない…
この冷え性、どうにかならないかなぁ…
こんな悩み、あなたもお持ちじゃないですか?
実は、僕のサロンに来られる女性の約8割が冷え性でお悩みなんです。
15年間のセラピスト経験の中で、1000名以上の女性のボディケアをさせていただきましたが、特に最近は若い方でも冷え性に悩む方が増えてきてると感じます。
「もう冷え性は仕方ない…」なんて諦めることはありません。
毎日コツコツ続けられる対策をすれば、必ず改善できます。
今回は、僕がサロンでお客様に実際にアドバイスしている冷え性改善法を、できるだけ詳しくお伝えしていきます。
オイルマッサージのプロの視点から、自分でできる具体的な対策法をお伝えしていきますので、最後までゆっくりご覧くださいね。
ちなみにこの記事では、こんなお悩みにお答えしていきます。
✓ 冷え性の本当の原因って?
✓ 自分でできる簡単マッサージ方法は?
✓ 日常生活での具体的な対策法は?
✓ すぐに効果を実感できる方法は?
それでは、さっそく詳しく見ていきましょう。
冷え性でお悩みの女性へ|15年のセラピスト経験からお伝えしたいこと
リラクゼーションサロンを開業して8年。
これまで1000人以上の女性の身体に触れてきました。その中で気づいたのは、年々冷え性に悩む女性が増えているということ。
特に最近は20代、30代の若い女性からの相談が目立ちます。
そこで今回は、長年の施術経験から見えてきた「冷え性の真実」についてお話ししていきたいと思います。
施術してきた1000人以上の女性の声
「足先がいつも冷たくて、夏でも靴下が手放せないんです…」
「肩こりと腰痛がひどくて。これって冷え性が原因なんでしょうか?」
「不妊治療中なんですが、体を温めることが大事って言われて…」
毎日たくさんの女性から、こんな声を聞きます。
実は、これらの症状には共通の原因が。
それは「血行不良」という厄介な問題です。
なぜ女性は冷え性になりやすいのか
女性が冷え性になりやすい理由は、大きく3つ。
- 筋肉量が少ない
男性と比べて20%ほど少ない筋肉量。これが基礎代謝の低下を招く - 女性ホルモンの影響
生理周期による体温変動。特に生理前は血行が悪くなりやすい - 便利な生活様式
デスクワークの増加や車移動。知らず知らずのうちに体を動かす機会が減少
放置すると起こりうるリスク
冷え性を放置すると、思わぬ影響が出てきます。
実際のサロンでも、こんなお悩みをよく耳にします。
- 慢性的な肩こりや頭痛
- むくみやすい体質に
- 生理痛の悪化
- 不妊症のリスク上昇
- 胃腸の働きが鈍化
- 睡眠の質の低下
特に注意したいのが「悪循環」の発生。
冷えが原因で体調を崩し、運動不足に。
すると更に冷えが進行…という負のスパイラルです。
でも、ご安心を。
適切な対策を続ければ、必ず改善は可能です。
これまで多くのお客様が、地道な努力で冷え性を克服してきました。
次は、僕が普段サロンでお伝えしている具体的な改善方法をご紹介します。
すぐに実践できる方法ばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。
冷え性の原因、ちゃんとわかってますか?
普段のサロンで「冷え性の原因って何だと思いますか?」と聞くと、ほとんどの方が「水分の取りすぎ」「冷たい食べ物」と答えます。
確かにその通りなんですが、実は大切な要因を見落としています。
15年間の施術経験から見えてきた、本当の冷え性の原因についてお話しします。
血行不良との関係
冷え性の最大の原因は「血行不良」。血液は全身に酸素や栄養を運ぶだけでなく、体温調整の重要な役割も担っています。
血行が悪くなる主な要因
- 長時間の同じ姿勢
- 運動不足による血管の弾力低下
- ストレスによる血管の収縮
- むくみによる血液循環の停滞
特に気をつけたいのが「ながら座り」。
スマホを見ながらの猫背は要注意。
血管を圧迫して血行不良を引き起こす原因になります。
女性ホルモンの影響
女性ホルモンは体温調整に大きく関わっています。
ホルモンバランスの乱れで起こること
- 基礎体温の低下
- 末端部分の血行不良
- 自律神経の乱れ
生理前は特に血行が悪くなりやすい時期です。
この時期に冷えを感じる方は要チェック。
ホルモンバランスの乱れが隠れている可能性が高いです。。
生活習慣との関連性
現代人の生活習慣そのものが、実は冷え性を引き起こしやすい環境を作っています。
日常生活での冷え性の原因
- エアコンによる急激な温度変化
- 締め付けの強い服装
- 不規則な食事
- 夜更かし習慣
特に注目してほしいのが「朝食抜き」。
朝食を抜くと体温が上がりにくく、一日中冷えやすい状態が続きます。
最近のお客様で多いのが「リモートワークによる運動不足」
在宅勤務で通勤時の運動がなくなり、急に冷え性になったという声をよく聞きます。
これらの原因を知ることが、冷え性改善の第一歩。
自分の生活習慣のどこに問題があるのか、まずはチェックしてみましょう。
改善方法は人それぞれ。
でも、原因がわかれば対策は自ずと見えてきます。
次は、僕がサロンでお客様に実際にお伝えしている具体的な改善方法をご紹介していきます。
セラピストが教える!すぐできる冷え性改善マッサージ
「マッサージって難しそう…」そう思っている方も多いはず。
でも大丈夫。毎日3分だけ。
お風呂上がりやベッドに入る前など、ちょっとした時間を使って簡単にできる方法をお伝えします。
1000人以上の施術経験から、最も効果的だと実感している部位と手順を厳選しました。
足裏マッサージの具体的な方法
足裏には体の様々な部位につながるツボが集中。
ここを刺激することで全身の血行促進につながります。
【基本手順】
- 土踏まずを親指で円を描くように揉む(10回)
- 足の指の付け根を押していく(各3秒)
- かかとを手のひらでグーッと押す(5秒×3回)
このとき、力加減は「気持ちいいな」と感じる程度に。強すぎる刺激は逆効果。
ふくらはぎマッサージのコツ
「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎ。
血液を心臓に戻すポンプの役割を担う重要な部位です。
【効果的な手順】
- 両手で軽く包み込むようにさする(10回)
- 親指で下から上へ押し上げる(3回)
- 手のひら全体でもみほぐす(30秒)
ポイントは「上への流れ」を意識すること。
下向きのマッサージはむくみの原因になる場合があります。
手のひらマッサージテクニック
デスクワークの多い方に特におすすめ。
仕事の合間にもできる簡単ケア方法です。
【簡単3ステップ】
- 手のひら全体をさする(10秒)
- 親指の付け根を反対の親指で押す(5秒)
- 指先を軽く引っ張る(各指2秒)
リングやブレスレットは必ず外して。
アクセサリーが血行を妨げる可能性もありますからね。
プロが教えるセルフマッサージの注意点
15年の経験から、これだけは守ってほしい大切なポイントをまとめました。
- 食後30分以内のマッサージ
- 痛みを我慢して続けること
- 同じ箇所への集中的な刺激
- 下から上への強い押し上げ
- お風呂上がりの温まった状態で
- 力加減は7分目を意識
- 呼吸を止めない
- 水分補給を忘れずに
マッサージの前後で体温計で計ってみましょう。
ほんの少しでも体温が上がれば、それが効果の証。
これらのマッサージを毎日続けることで、徐々に体が変化していきます。
一度にすべてを実践する必要はありません。
まずは一番気になる部分から始めてみましょう。
次は、マッサージ以外の日常生活での具体的な対策法をご紹介します。
冷え性改善に効果的な生活習慣改善法
マッサージと同じくらい大切なのが、毎日の生活習慣の見直しです。
サロンでも「マッサージの効果が長続きしない」という方には、必ずこの話をします。
1日の中で少しずつ取り入れられる、簡単な習慣改善のポイントをご紹介します。
おすすめの運動方法
運動不足は冷え性の大敵。でも、いきなりハードな運動を始める必要はありません。
【効果的な運動】
- かかとの上げ下げ(電車待ちの時間に)
- 足首を回す(デスクワーク中に)
- 階段を使う(エレベーターはなるべく使わない)
- 寝る前のストレッチ(5分程度)
特におすすめなのが「踵上げ運動」
ふくらはぎの筋肉を使うことで、血液の循環を促進。朝一番にやると、1日の冷えを予防できます。
体を温める食事のポイント
体を内側から温めるには、食事内容の見直しが不可欠です。
【積極的に摂りたい食材】
- 根菜類(ごぼう、れんこん、にんじん)
- 発酵食品(味噌、納豆、キムチ)
- シナモンやショウガなどのスパイス
- 良質なタンパク質(魚介類、鶏肉)
朝食を抜くと、1日中体が温まりにくい状態になります。
たとえ少量でも、温かい食事を摂ることがポイントです。
正しい入浴法
お風呂は冷え性改善の強い味方。
ただし、入り方を間違えると逆効果になります。
【効果的な入浴のコツ】
- 湯温は39〜40度がベスト
- 半身浴より全身浴
- 入浴時間は15〜20分
- 湯船につかりながら軽く手足を動かす
湯船から上がった後は、すぐに冷やさないこと。
保温効果のある素材のパジャマを選ぶのもおすすめです。
睡眠とストレス管理の重要性
質の良い睡眠は、体温調節機能を整えるための必須条件。
【快眠のための習慣】
- 就寝3時間前の軽い運動
- 寝る1時間前のスマホ利用を控える
- 足先を温めて就寝
- 室温は20度前後をキープ
ストレスは血管を収縮させ、末端の冷えを悪化させる原因です。
1日5分でも、瞑想や深呼吸の時間を作ることをおすすめします。
これらの習慣改善、すべてを一度に始める必要はありません。
できることから少しずつ。
継続できる方法を見つけていくことが、冷え性改善の近道です。
よくある冷え性の悩みQ&A
サロンでよく受ける質問をまとめてみました。
「あれ?私も同じこと思ってた!」という方も多いはず。
15年の経験から得た具体的な解決策をお伝えします。
季節による対策の違い
Q.夏と冬で対策を変えた方がいいの?
【夏の対策】
・冷房による冷えに注意
・薄着でも首や腰は温める
・朝晩の温度差対策を忘れずに
・冷たい飲み物は常温に戻してから
【冬の対策】
・首・手首・足首を重点的に保温
・重ね着でこまめな調整を
・乾燥対策も忘れずに
・お湯を飲む習慣をつける
仕事中にできる対策
Q.デスクワークが多いけど、仕事中にできることある?
【オフィスでできること】
・30分に1回は軽い運動
・足首の上下運動
・つま先立ちや踵上げ
・肩を大きく回す
【リモートワーク中の工夫】
・こまめな姿勢変更
・昼休みの軽いストレッチ
・温かい飲み物を常備
・膝掛けやひざ当ての活用
マッサージの頻度について
Q.マッサージは1日何回やればいい?
【おすすめの頻度】
・朝晩の2回が基本
・朝は軽めに3分程度
・夜は丁寧に5〜10分
・体調に合わせて回数調整
ポイントは無理のない範囲で継続すること。毎日短時間でも続けた方が、週1回まとめてやるより効果的。
効果が出るまでの期間
Q.どのくらい続ければ効果を感じられる?
【実感できる目安】
1週間目 手足の末端が温かく感じる
2週間目 朝の目覚めが改善
1ヶ月目 全身のむくみが軽減
2ヶ月目 体調の変化を実感
個人差はありますが、多くの方が1週間程度で変化を感じ始めます。ただし、本格的な改善には3ヶ月以上の継続が必要。
日々の小さな変化を記録に残すと、モチベーション維持にも効果的です。体温や手足の冷えの状態、睡眠の質など、できるところからチェックしてみましょう。
人によって冷え性の原因も症状も異なるもの。ご自身に合った方法を見つけながら、焦らず取り組んでいくことが大切です。
【まとめ】冷え性改善のための具体的な行動プラン
これまでの内容を、具体的な行動プランにまとめました。
「何から始めればいいの?」という方は、このプランを参考に。無理なくできることから、少しずつ始めていきましょう。
すぐにできることリスト
- 靴下を重ね履き
- 温かい飲み物を常備
- デスクワーク中の足首運動
- お風呂の温度を40度に調整
- 就寝時の冷えとり靴下
- 朝食を必ず食べる
- 昼休みの5分ストレッチ
- 夜のセルフマッサージ
- 深呼吸の習慣化
1週間のスケジュール例
- 起床後の足首回し
- 温かい朝食
- デスク周りの簡単運動
- 温かい飲み物補給
- ぬるめの全身浴
- 就寝前マッサージ
- 30分のウォーキング
- 半身浴でのストレッチ
- 身体を温める食材の買い出し
- 家事の合間のつま先立ち
継続のコツ
- 無理なく3つまで
- 家族に協力を依頼
- SNSで記録をつける
- 小さな変化を喜ぶ
- 一度に全部やろうとする
- 効果をすぐ求めすぎる
- 人と比べてしまう
- 体調が悪い時も無理する
セラピストとして言えるのは、「継続は力なり」という言葉が冷え性改善に最もふさわしいということ。
15年の経験から、確実に言えます。
小さな変化に気づけるようになったら、それはもう上手くいっている証拠です。
自分のペースを大切に、楽しみながら続けていってくださいね。
最後に、もし一人で続けるのが難しいと感じたら、プロの力を借りるのも一つの手。
僕たちセラピストは、あなたの冷え性改善をサポートする準備ができています。