「43歳、女社会の真ん中で。」
そんなタイトルのブログを書いている、男性セラピスト高橋です。
滋賀県草津市で女性専用アロマオイルマッサージサロンを営んでいる、どこにでもいる中年のオジサンです。
今回は、サクッと自己紹介をさせてください。
(家では猫のご機嫌を伺いながら暮らしています)
僕がこの「女性専用サロン・ラ・シュエット」を開業したのは、43歳の時でした。
今年で52歳。あれからもう9年も経ちます。
「なんで男の人が、女性専用サロンを?」
よく不思議がられるし、聞かれます。
ですよね、普通は逆ですよね。
でも理由はシンプルなんです。
僕自身が、男たちの競争社会に、どうしてもうまく馴染めなかったから。
幼少期のトラウマもあってか、昔から「戦うこと」が苦手でした。
30代の頃は飲食業にいました。
でも、「男なら勝て」「休むな」「売上!利益!人件費削減!」……そんなプレッシャーの中で、心も体もすり減らしてしまって。
過労とストレスで突発性難聴になり、
「ああ、もう組織の歯車として生きるのは無理や…」
と、何かがプツンと切れたのが37歳の時でした。
そうやって、僕は「男社会」のレールから降りました。
「一人で生きていこう」
組織に属さず、仕入れなどの複雑な数字にも追われず、自分の体ひとつでできる仕事はないか?
そう探してたどり着いたのが【リラクゼーション業界】でした。
37歳から43歳まで、揉みほぐしや足つぼ、ドライヘッドマッサージなどを提供するお店で修行。
開業を目指し、昼間の仕事を終えたあとアロマオイルマッサージの修行。
そして43歳で独立し、今のサロンを作りました。
それから9年。
このサロンで、1,000人以上の女性のお話を聞いてきて、気づいたことがあります。
それは、女性もまた、別の戦場で戦って傷ついているということ。
独身なら「結婚はまだ?」と聞かれ、
既婚でお子さんがいなければ「子供は?」と探られ、
お子さんがいればいたで、ママ友たちとの終わりのない「共感」と同調圧力に気を使う。
「わかる〜!うちも同じ〜!」って言わなあかん空気。
あれ、しんどくないですか?
形こそ違いますけど、それって僕が男社会で感じていた「息苦しさ」とまったく同じだったんです。
だからこそ、ラ・シュエットは「社会の役割」とか「女同士のしがらみ」から、一旦逃げ込める場所でありたいんです。
僕は男性なので、女性同士のような「察し合う気遣い」も「共感の強要」もできません(というか、しません)。
かといって、皆さんが警戒するような「男の支配欲」や「ギラギラした感じ」も、もう持ち合わせていません。
あるのは、52歳になっていい具合に枯れてきた「初老感」と、
お客様から「ふわふわの手のひら」と言われる、大きくて温かい手だけ。
男でもない、女でもない。
ただの「猫好きのオジサン」の、「ぷにぷに肉球を目指す手」です。
9年間、ほぼ女性としか接していないので、自分で言うのもなんですが、距離感は絶妙に心地いいはずです。
ちなみに【ほぼ女性としか接しない】というのは誇張ではなくて、
自宅には「妻」と「娘」。
シェアサロンとしてサロンをシェアしてるのも「女性セラピスト」。
もちろんお客様は「女性のみ」。
僕がプライベートで男性と接するのは、年に1回の忘年会で高校からの友人2人と飲むくらい。
あとはコンビニの男性店員さんくらいかな。
誰かのための「私」じゃなく、ただの「自分」に戻りたくなった時。
ふらっと羽を休めにいらしてください。
最高の肉球(手)を準備して、お待ちしています。
ラ・シュエット オーナーセラピスト
高橋
