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マッサージ中のあくびは「疲れ」じゃない!自律神経が整い始めた回復の証

こんにちは、初老セラピスト、しょろピーです。

今日も一日、本当にお疲れさまでした。

仕事に家事に、人間関係……。

現代の女性は、僕なんかが想像するよりもずっと重い荷物を背負って、日々戦っていらっしゃいますよね。

さて、久しぶりの休日。勇気を出して予約したマッサージサロン。

アロマの香りに包まれて、温かい手に背中を預けているとき……ふと、こんな経験はありませんか?

あ、あくびが出そう……でも、セラピストさんに失礼かな?

何度もあくびしちゃって、退屈してると思われないかな?

そして、必死に口を閉じて、あくびを噛み殺してしまう。

どうか、絶対に我慢しないでください。

実は、施術中のそのあくび。僕たちセラピストにとっては、「ガッツポーズをしたくなるほど嬉しい瞬間」なんです。

今日は、なぜマッサージ中にあくびが出るのか。

それがどれほど素晴らしい「回復のサイン」なのかを、解説したいと思います

この記事書いた人

肩に乗ってるのがアメちゃん(女の子)、膝の上で寝てるのがレウくん(男の子)。子猫のときからずっと一緒です。

  • <名前>しょろピー
  • <職業>初老セラピスト
  • <実績>開業9年目
  • <施術人数>1000名超え
  • <業界歴>15年

2017年に女性専用アロマオイルマッサージサロン開業。

図解で内容が理解できるブログを目指してます。

図解だけでも見てって〜

目次

【あくびの正体】それは脳の「扇風機」が回り始めた合図

「あくびが出るのは、酸素が足りていないから」

昔はよくそう言われていましたし、学校でもそう習ったかもしれません。

でも、最近の研究では、もっと大切な役割があることがわかってきているんです

働きすぎた「脳」を冷やしている

少しイメージしてみてください。

長時間動画を見たり、重たい作業をし続けたりしたスマートフォンやパソコン。本体が熱くなっていませんか?

そのまま使い続けると、動きがカクカクしたり、フリーズしたりしますよね。だから、パソコンには「ファン(扇風機)」がついていて、熱くなると「ブォーン」と回って熱を逃がします。

あなたの「あくび」は、このパソコンのファンと同じ役割をしているんです 。

毎日、気を使い、頭をフル回転させているあなたの脳は、知らず知らずのうちに「オーバーヒート」を起こしています。

マッサージを受けてリラックスすると、脳はこう判断します。

おっ、今は休んでいい時間だな? よし、今のうちに熱くなった脳みそを冷やしてメンテナンスしよう!

そして、冷たい空気をたくさん吸い込み、冷えた血液を脳に送るために、大きく口を開けさせる。それが、マッサージ中のあくびの正体です

つまり、あくびが出たということは、あなたの脳が正常にメンテナンスモードに入ったという、何よりの証拠なんです。

【回復の仕組み】自律神経のスイッチが「カチッ」と切り替わる瞬間

僕が施術をしていて、「あ、このお客さま、今すごく良い状態に入ったな」と手ごたえを感じる瞬間があります。

それが、あくびが出た瞬間なんです。

「戦うモード」から「癒やしモード」へ

人間の体には、「自律神経」という自動操縦システムがあります。これには2つのモードがあります

交感神経(アクセル)
仕事中や緊張している時。「戦うモード」。
副交感神経(ブレーキ)
寝ている時や安心している時。「癒やしモード」。

現代の女性は、寝る直前までスマホを見たり、明日の予定を考えたりして、常にアクセル全開の「戦うモード」になりがちです。

これだと、体は休まりません。

マッサージの心地よいリズムは、この張り詰めたアクセルを緩め、ブレーキを踏ませるきっかけを作ります。 そして、モードが「戦う」から「癒やし」に切り替わる、その境界線(スイッチ)で出るのが「あくび」なんです 。

だから、あくびが出たということは、体が

よし、ここからは全力で回復するぞ!

と宣言したようなもの。

僕たちセラピストからすれば、「よっしゃ!効いてきた!」と心の中で小さくガッツポーズをする瞬間なんですよ。

お腹が鳴るのも「デトックスのファンファーレ」

あくびと同じくらい、「恥ずかしい!」と気にされるのが、施術中の「お腹の音」。

静かな個室で「グゥ〜」「キュルル…」と鳴ると、顔が赤くなってしまいますよね。

でも、これもあくびと同じ。 リラックスして「癒やしモード(副交感神経)」になると、止まっていた胃腸が元気に動き出して、お掃除を始めるんです

僕はこれを密かに「デトックスのファンファーレ」と呼んでいます。(誰にも言うてませんが…)

「毒素を出し始めたぞー!」というお腹からの合図ですから、どうか恥ずかしがらずに、堂々と鳴らしてください。僕なんかは、その音を聞くと「いい音色ですねぇ」と嬉しくなってしまいます。

【今日からできる】マッサージの効果を「3倍」にする過ごし方

せっかくあくびが出て、体が「回復モード」に入ったのですから、その効果を最大限に持ち帰っていただきたい。

初老セラピストである僕から、施術を受けた後の「おすすめの過ごし方」を提案させてください。

1. 「常温の水」をコップ一杯、ゆっくり飲む

マッサージの後は、体の中のゴミ(老廃物)が流れやすい状態になっています。

川の流れが良くなっても、水そのものが足りないと、ゴミは流れていきませんよね。

施術後は、コップ1〜2杯の常温の水か白湯を飲んでください 。 これだけで、翌朝の「スッキリ感」が全然違います。

※冷たい水は内臓を冷やしてブレーキをかけてしまうので、できれば避けてくださいね。

2. その日は「お酒」を控えて、自分を甘やかす

「マッサージの後のビールは最高!」

その気持ち、わかります。

でも、施術後は全身の血の巡りが良くなりすぎていて、普段の数倍、アルコールが回りやすくなっています 。 せっかく肝臓が毒素を分解しようと頑張っているのに、アルコールが入ってくると、そちらの処理に追われてしまい、疲れが抜けきらなくなってしまいます。

マッサージに行った日くらいは、お酒をお休みして、早めにふかふかのお布団に入る。 それが、一番の贅沢であり、最高のエステになります

3. 次回からは、堂々と「大あくび」を!

これが一番のアドバイスです。

あくびを噛み殺すということは、脳の冷却を止め、自律神経の切り替えを邪魔することになります。

次回サロンに行ったら、「あぁ〜」と声が出ちゃってもいいので、思いっきりあくびをしてください。

涙が出ても、鼻水が出ても大丈夫。それらも全て、体が溜め込んでいたものを外に出そうとする、素晴らしい反応です 。

【まとめ】あなたの体は、ちゃんと「治りたがって」います

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

あくびが出る。お腹が鳴る。涙が出る。

これらは全て、あなたの体が

もう我慢しなくていいんだよ

楽になっていいんだよ

と、あなた自身に語りかけている声です。

僕たちセラピストは、あなたの体の声を聴くプロですが、治すのはあくまで、あなた自身の体の力です。

あくびが出るということは、あなたの体がまだ、しっかりと「治ろうとする力」を持っているという証拠。

だから、もしまた施術中にあくびが出そうになったら、

「あ、私、今すごく良い感じに回復してる!」

そう心の中で褒めてあげて、遠慮なく大きな口を開けてください。

そんな無防備なあなたの姿を見るのが、僕にとっては何よりの報酬なのですから。

いつでも、疲れを置きにいらしてくださいね。

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