再来の皆さまへ大切なお知らせ

薬より効く?なぜオイルマッサージは「手」なのか。「手当て」の語源と真実

毎日がんばる貴女へ。

「なんだか最近、身体が重いなぁ」

「薬を飲むほどじゃないけど、なんとなく調子が悪い」

そんなふうに感じること、ありませんか?

仕事に、家事に、あるいは育児に。

毎日、誰かのために走り回っている貴女。本当に、本当にお疲れ様です。

自分のことはいつも後回し。鏡を見る時間も減って、気づけば眉間にシワが寄っている……。

そんな自分に気づいて、ふと寂しくなる夜もあるんじゃないでしょうか。

当サロンに来られるお客様の多くが、最初はそんな顔をしてドアを開けられます。

「男性のセラピストってどうなの?」と、少し警戒しながら(汗)。

でも、お帰りの際には、憑き物が落ちたような柔らかい表情になられるんです。

今日は、僕がなぜ便利な「エステ用の機械」を使わず、不器用な「手」だけで施術をしているのか。

その理由を、少しだけお話しさせてください。

この記事書いた人

肩に乗ってるのがアメちゃん(女の子)、膝の上で寝てるのがレウくん(男の子)。子猫のときからずっと一緒です。

  • <名前>しょろピー
  • <職業>初老セラピスト
  • <実績>開業9年目
  • <施術人数>1000名超え
  • <業界歴>15年

2017年に女性専用アロマオイルマッサージサロン開業。

図解で内容が理解できるブログを目指してます。

図解だけでも見てって〜

目次

初老セラピストが「機械」を使わない、たった一つの理由

僕は50代の、いわゆる「初老」です。

正直に言えば、最新の美容マシンには憧れます。

だって、スイッチ一つで脂肪を燃やしたり、筋肉をほぐしたりしてくれるんですから。

僕のように汗だくになってマッサージするより、ずっと効率的ですよね。

でも、頑なに「オールハンド(手技)」にこだわっています。

それは、機械には絶対に真似できない、ある「センサー」が僕の手にはついているからです。

手だけが感じる「心のコリ」

機械は「筋肉の硬さ」は分かっても、「その硬さが何から来ているか」までは分かりません。

デスクワークで凝った肩と、悲しいことがあって縮こまった肩。触れた感触は、まったく違うんです。

僕の大きく分厚い手は、触れた瞬間に「あ、今日は少し呼吸が浅いな」「何か言いたいことを我慢している背中だな」と感じ取ります。(なんとなくですが…)

機械のように一定のリズムではなく、貴女の「今の呼吸」に合わせて、そっと手を添える。そうすることでしか、解けない「心のコリ」がある。

僕はそう信じてます。

「痛いの痛いの飛んでいけ」は、実は科学だったんです

小さい頃、お腹が痛いときにお母さんにさすってもらうと、不思議と痛みが引いた経験はありませんか?

「痛いの痛いの飛んでいけ」――あれ、実はただの気休めじゃなくて、ちゃんとした科学的な理由があるんですね。

脳を安心させる「魔法のスイッチ」

ちょっと難しい話は抜きにして説明すると、人間の身体には「撫でられると安心する専用のスイッチ」があるんです。

専門的には「C触覚繊維」なんて呼ばれる神経なんですが、これがまた不思議。

このスイッチが入るのは、「秒速5センチ」くらいの速さで、優しく撫でられた時だけ。

秒速5センチって、どれくらいか分かりますか?

ちょうど、お母さんが泣いている子供の背中をさする速さ。

あるいは、大切なパートナーの頭を撫でる速さと同じなんです。

当サロンで行うオイルマッサージも、実はこの「秒速5センチ」のリズムをとても大切にしています。

このスピードで背中をゆっくり流されると、脳は理屈抜きで「あ、ここは安全な場所なんだ」「もう頑張らなくていいんだ」と判断して、深いリラックス状態に入っていくんです。

「幸せホルモン」は伝染します

そしてもう一つ。「オキシトシン」という言葉、聞いたことがありますか?

最近では「幸せホルモン」なんて呼ばれていますね。

このホルモン、実はマッサージを受けている貴女だけじゃなく、施術しているセラピストにも出ているんです。

これを僕は密かに「幸せのミラー効果」と呼んでいます。

機械はどれだけ高性能でも、貴女を想って「楽になぁれ」とは思いません。

でも、僕は「少しでも軽くなりますように」と念じながら手を動かします。

そうすると、手から温かい「気」のようなものが伝わって、それが貴女の「幸せホルモン」をさらに引き出してくれるんです。

これが、機械を使わず、自分自身の「手」を使う最大の理由です。

薬は「病気」を治すけど、手は「不安」を溶かします

もちろん、僕はお医者さんではないので、病気を治すことはできません。

風邪を引いたら薬が必要ですし、怪我をしたら手術が必要です。

でも、「病気というほどではないけれど、なんだか辛い」という状態――東洋医学でいう「未病(みびょう)」や、心細さ、孤独感といったものには、薬よりも「人の温もり」の方が効くことがあります。

「手当て」という言葉が日本語にあるように、昔の人は知っていたんでしょうね。

不安なとき、誰かに背中をそっと支えてもらうだけで、涙が出るほどホッとする感覚を。

サロンに来て、何も話さなくても大丈夫です。

ただ、温かいベッドに横になって、初老セラピストの大きな手に身を委ねてみてください。

明日の貴女が、少しだけ優しくなれますように

毎日気を張って生きていると、自分の身体が悲鳴を上げていることにすら気づかなくなってしまいます。

「疲れたな」と思ったら、それは身体からの「休んで」のサインではなく、「優しくされたい」のサイン。

当サロンは、そんな貴女が「鎧(よろい)」を脱いで、ただの一人の女性に戻れる場所でありたいと思っています。

アロマの香りと、不器用だけど温かいこの手で、貴女の心と身体を包み込む準備をして、いつでもお待ちしています。

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