再来の皆さまへ大切なお知らせ

施術中の睡眠はOK?実は覚醒時の数倍も脳が回復する「休息の真実」

「あ、いま寝ちゃってた…」

「せっかくのマッサージなのに、記憶がないなんてもったいない!」

マッサージを受けていて、気づいたら寝てしまったこと、ありませんか?

気持ちいい手技を味わえなくて、なんだか損をした気分になりますよね。

でも、安心してください。

実は、マッサージ中に寝ることは「損」どころか「大当たり」なんです。

最新の研究によると、マッサージ中に寝ると、起きているときの数倍も脳の疲れが取れることがわかってきました。

この記事では、なぜ「寝落ち」が最強の休息になるのか、わかりやすく解説します。

これを読んで、もうマッサージで「寝てしまった!」って後悔しないでくださいね。

この記事書いた人

肩に乗ってるのがアメちゃん(女の子)、膝の上で寝てるのがレウくん(男の子)。子猫のときからずっと一緒です。

  • <名前>しょろピー
  • <職業>初老セラピスト
  • <実績>開業9年目
  • <施術人数>1000名超え
  • <業界歴>15年

2017年に女性専用アロマオイルマッサージサロン開業。

図解で内容が理解できるブログを目指してます。

図解だけでも見てって〜

目次

施術中に寝るのは「最高の贅沢」だった

結論から言います。

マッサージ中に寝てしまうのは、

脳と体にとって最高のメンテナンス(お手入れ)

です。

「気持ちいいな」と感じながら起きているのも良いですが、寝てしまった方が、疲れを取る効果はずっと高くなります。

その理由は、大きく分けて3つあります。

  1. 脳の「ゴミ掃除」ができるから
  2. 短時間で脳が劇的に復活するから
  3. 体の奥のコリまでほぐれるから

ひとつずつ、説明します。

1. 寝ている間に「脳の大掃除」が行われる

私たちの脳は、起きている間ずっと働いています。

考えごとをしていなくても、目や耳から入ってくる情報を処理するだけで、たくさんのエネルギーを使っているのです。

その結果、脳の中には「アミロイドベータ」という「脳のゴミ(疲れの元)」がたまっていきます。

このゴミがたまると、頭がボーッとしたり、認知症のリスクが高くなる可能性があるんですね。

このゴミを掃除できるのは「寝ているとき」だけなんです。

脳の中を水が流れてキレイにする

最近の研究では、「グリンパティックシステム」という脳の洗浄機能が見つかりました。

私たちが眠りにつくと、脳細胞が縮んでスキマができます。

そのスキマに「脳脊髄液(のうせきずいえき)」という液体が勢いよく流れ込み、たまったゴミをザバーッと洗い流してくれるのです。

起きているとき
ゴミがたまる一方
寝ているとき
水が流れてゴミがキレイになる

つまり、マッサージ中に寝るということは、脳の中にたまったゴミを一気に洗い流しているということ。

施術後に「頭がスッキリした!」「視界が明るくなった」と感じるのは、本当に脳の中がキレイになったからなんです。

2. たった15分で「夜の睡眠2時間分」の効果

「でも、ちょっと寝ただけでしょ?」と思いませんか?

マッサージのようなリラックスした状態でとる短時間の睡眠(パワーナップ)は、ものすごい回復力を持っています。

NASAも認めた回復力

アメリカのNASA(航空宇宙局)の研究でも、26分の仮眠をとった宇宙飛行士は、能力が34%、注意力が54%もアップしたという結果が出ています。

マッサージ中は、アロマの香りや心地よい音楽のおかげで、質の高い睡眠に入りやすくなっています。

この時の15分〜20分の睡眠は、夜の睡眠の2〜3時間に匹敵するとも言われています。

起きている状態で「気持ちいいなぁ」と思っているよりも、ストンと寝てしまった方が、脳の疲れを一気にリセットできるのです。

3. 「よだれ」が出るほど筋肉がほぐれる

マッサージ中に寝てしまい、起きたらよだれが出ていて恥ずかしかった…。

そんな経験はありませんか?

実は、よだれが出るのは「最高にリラックスできている証拠」です。

体のガードが外れて奥までほぐれる

人は起きているとき、無意識に体に力が入っています。

「痛くないかな?」「くすぐったくないかな?」と体が身構えてしまい、筋肉が硬くなるのです。

これを「防御反応(ぼうぎょはんのう)」と呼びます。

しかし、寝てしまえばこのガードが外れます。

起きているとき
体が身構えて、指が奥まで入らない
寝ているとき
力が抜けて、コリの芯まで指が届く

つまり、寝ている間の方が、セラピストはあなたのコリをしっかりとほぐすことができるのです。

よだれが出るのは、あごの力が完全に抜けて、副交感神経(リラックスの神経)がマックスになっているサイン。

恥ずかしがらずに「よく寝た!」と思ってください。

香りの力で「幸せホルモン」も倍増

アロマオイルマッサージの場合、香りも大きな役割を果たします。

鼻から吸った香りの成分は、たった0.2秒で脳に届きます。

そして、自律神経を整える指令を出します。

特に、ラベンダーやベルガモットなどの香りには、「オキシトシン」というホルモンを出す効果があります。

オキシトシンは「安心の素」

オキシトシンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、ストレスを消して安心感を与えてくれます。

さらにすごいのは、このオキシトシンが分泌されると、夜になってから「メラトニン(睡眠ホルモン)」がたくさん作られることです。

つまり、マッサージ中にぐっすり寝ると、その日の夜もぐっすり眠れるようになります。

まさに「睡眠の予約」ができるわけです。

【まとめ】次回からは安心して「寝落ち」しよう

マッサージ中に寝てしまうことは、決して損ではありません。

むしろ、以下のようなすごいメリットがあります。

  1. 脳のゴミが洗い流されてスッキリする
  2. 短時間で脳の疲れがリセットされる
  3. 体の力が抜けて、コリがしっかり取れる
  4. 幸せホルモンが出て、夜もよく眠れる

「寝ちゃったらもったいない」と無理に起きていると、脳はずっとアイドリング状態でエネルギーを使い続けてしまいます。

せっかくサロンに来たのなら、プロに身を委ねて、意識を手放してしまいましょう。

「寝落ちこそが、最高のコースメニュー」

そう思って、次回からは安心して夢の中へ落ちてくださいね。

目次